東日本大震災から1年。
そう。忘れもしない、あの日あの時。
私はあの日、女房が経営する飲食店にいました。
私はその日の夜に予定されていた観光関連団体の新旧役員引継ぎ会資料を作成し終わり、旧役員の方々に内容をチェックしてもらおうと車で店を出ました。
最初の役員の店(飲食店)に数分で到着。
・・・と、店の関係者が全員外に出ている。
どうしたんだろう・・・と、車を降りると・・・
「地震!地震!いま、すごく揺れたよね。」
「・・・え?・・・うそ?車に乗っていたから、全然気が付かなかったけど・・・」
「あ、また揺れている・・・」
やっと地震を実感。
電柱を見ると相当揺れている。かなり大きい。
「さっきは、もっとすごかったよ。揚げ物用の油が地震の揺れで床にこぼれて大騒ぎ。ガスだけ止めて、あわてて外に出たの」
・・・と、かなり動揺している。
「そんなに揺れたんだ~」・・・と、実際に体験していないから他人事のような受け応えをしながら、「文章の内容をチェックしてもらって、今夜の会議はよろしくお願いします。」と言い、次の役員のところへ。
そこは自動車の整備工場。
ちょうど休憩時間で、従業員の皆さんは事務所でお茶を飲みながら・・・
テレビにクギ付け。
「ちょっと、すごい事になっているよ~。テレビ見てごらん」と促されてテレビを見たが、何が起きているのかわからない。
「何?」と聞くと、
「津波!・・・。東北の太平洋側が映っている・・・」
「え~~~・・・・・・・・・」
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あれから1年。
復興はなかなか進まない。
地震、津波、そして原発事故が追い打ちをかける。