東野圭吾/加賀恭一郎シリーズ第6弾
短編5作を収録
嘘をもうひとつだけ
バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落死した。
事件は自殺で処理されようとしていたが、加賀刑事は同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに・・・
嘘を隠すには、もっと大きな嘘が必要になる。
冷たい灼熱
自宅に帰ると妻が死んでいた。
そして一歳になる息子も消えていた。
子供は誘拐されたのか・・・
真夏の炎天下。
社会問題にもなった車内への子供の放置。
解っているけどやめられない。
人間の弱さでしょうか。
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第二の希望
11歳の娘と二人暮らしの母親が自宅マンションに帰ると、そこには男性の死体が。
娘はスポーツクラブに通っていて不在だった。
母親の“オンナ”としての気の緩みが招いたものは・・・
狂った計算
結婚し建売住宅を買って生活を送っていた夫婦。
7年後、夫が交通事故に巻き込まれ死んだ。
不倫相手と立てた綿密な計算はなぜ狂ってしまったのか・・・
マーガレットの花言葉は「心に秘めた愛」だそうです。
友の助言
加賀恭一郎の友人が高速道路を運転中に単独事故を起こす。
その時友人の妻は、高校時代の同窓会で実家に帰っていた。
事故の原因が居眠り運転だと聞いた加賀は・・・
未必の故意:犯人はその犯行がうまくいくことを望んでいるが、仮にそうならなくても仕方がない。
女の図太さ、そして男の小心さを改めて教えられます。
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