日記

道路地図

投稿日:2015年4月14日 更新日:

私は、18歳で普通自動車運転免許を取り、その後20歳で大型自動車運転免許を取った。
大型トラック(10tクラス)を運転したかったからだ。

しかし、大型免許は20歳で取る事が出来ても、実際に運転できるのは21歳から。普通免許を取ってから3年以上で、それまでは4tトラックまでしか乗れなかった。

それでも運送会社に勤め、4tトラックに乗りながら21歳になるのを待った。
大型トラックの運転資格が得られるのと同時に会社にお願いして、大型トラックの運転をまかせてもらえるようになった。

私の勤めていた運送会社は、片道200km~300km程度の中距離輸送が主だった。
当時、自動車で知らない土地へ行く場合の手段として、「道路地図」は必須アイテムだった。
今では当たり前の「カーナビ」なんていうもののない時代だ。

出発時に入念に地図を見て行先のチェックをし、さらに目的地が都市部の場合など、道路地図をハンドルの前に置いてそれを見ながらの運転になる。
信号機に表示されている地名なども頼りにし、地図上での自分の位置を把握しながら運転していく。

仕事では大型トラックだから広い道路しか走れないが、休日に自家用車で知らない所へドライブするときなどは、地図とにらめっこしながら抜け道の探索もしたから道路も結構覚えた。

地図を見ながら走ることで、都道府県あるいは市町村での自分の位置がわかった。
国道や県道、市町村道がその地域をどのように構成しているのかも把握できた。

鉄道が走っていれば踏切があり、河川があれば橋がある。
そういったものも含めてその地域を見る事が出来た。

だから地図を見ることが好きだった。

しかし今は、カーナビという“便利”なものがある。
知らない土地へ行くにも、出発時に目的地を登録しておけば機械が勝手に案内してくれる。

先日、自家用車でドライブするのにカーナビを使った。
その運転中にふと気づいたことがある。
自分が今どこを走っているのかさっぱりわからないのだ。
ナビに案内されるがままに走っているから、自分の今いる「位置」がわからないのだ。

ドライブ中に助手席の女房に言った。
「“ナビ任せ”で運転していると馬鹿になるな~。」
女房は「そうだね」と答えた。

ナビがなかった頃ドライブしたときの事を思い出した。
助手席の女房に地図を見てくれと頼んだが、「いやだよ」と断られた。

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