日記

秘密/東野圭吾

投稿日:2015年3月15日 更新日:

第52回日本推理作家協会賞。キャッチコピーは『運命は、愛する人を二度奪っていく』

39歳の杉田平介は、36歳の妻―直子と小学校5年生の娘―藻奈美との3人で暮らしていた。
1985年冬、直子の実家に行くため直子と藻奈美の2人が乗ったスキーバスが崖から転落する。
二人は病院に運ばれたが直子は死亡。藻奈美は一時回復不能といわれたにもかかわらず奇跡的に助かる。

直子の葬儀の夜、藻奈美は意識を取り戻す・・・
が、藻奈美の体には死んだ直子の魂が宿っていた。
その日から平介と藻奈美(しかし魂は直子)の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。

まず物語の設定だが、魂と体が入れ替わるという出来事を描いた小説はいろいろ(後述)ある。
私が知っているのは、入れ替わった事で起きるさまざまなハプニングを、面白おかしく描いていくというものだ。
この『秘密』もそんな感じだろうと読み進めていったのだが・・・。

中年男性―平介の心の揺れ。
小学5年の体から娘へと成熟していく直子の心の揺れ。
読み進めると共に、ドキドキが止まらなくなる。

ラストは、「え~!?、うそ~!?!?、そ~なるの~!?!?!?」

いざとなると踏み切れない、男の女々しさと意気地の無さ、そして嫉妬。
それに引き替え、女は図太く切り替えも早い。
そして戸惑うことなく何事も実行できる。

『純情可憐』という言葉がある。
主に少女に形容される言葉だが、実は男に当てはまる言葉ではないだろうか。

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『秘密』は、広末涼子(当時19歳)・小林薫(当時48歳)主演で映画化されました。

エロさ爆発 広末涼子 この後パンツを・・・

また、志田未来(当時17歳)主演によってテレビドラマ化もされました。

志田未来ちゃん かわいいです

ストーリーは、どちらもほぼ原作に準じていますが、視聴者を引き付ける目的かどうか、どちらもちょっぴりエロさを前面に出しています。

さて、始めの方で書いた「入れ替わり」ですが、
私がこの事で最初に頭に浮かんだのが、1982年(昭和57年)に公開された『転校生』という映画。

尾美としのり(当時17歳)と小林聡美(当時17歳)の主演で、二人の体が入れ替わっちゃうというストーリーなんですが、なぜ覚えているかというと・・・

その理由は、小林聡美の「かわいいおっぱい」。

このあと小林聡美のかわいいおっぱいが・・・

二人の身体が入れ替わった後で、小林聡美が鏡をのぞきびっくり。
「お~?」といいながらブラジャーをずりさげ、おっぱい確認。
さらにパンツに手を入れ、「お~?・・・ない・・・なくなってる」と股間を確認。

このあとのシーンでも何回か豪快な脱ぎっぷり(心は男だから当然か)を見せ、「かわいいおっぱい」を披露しています。

もうひとつ、「入れ替わり」で思い出すのが昨年読んだ池井戸潤の『民王』ですが、これについては別の記事で書きます。

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